自信がないため、外見で取り繕うとして、過剰なダイエットをして摂食障害になってしまいます。
ポジティブ心理学では、自分の長所や強みに光を当て、自信を取り戻し治療していきます。
また、対人関係の良し悪しは、大きな“ストレス源”となり、メンタルヘルスを落とします。
そこで、対人関係をポジティブに変えていこうとする「対人関係療法」が効果的です。
水島広子「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」紀伊国屋書店
対人関係療法では、大切な相手に期待していることと、相手が「期待されていると思っていること」のズレを調整し、自分たちの新たな役割を見出していきます。ポジティブな対人関係となり、自信を取り戻していきます。
「~ねばならない」という思い込みを取り去り、思考を柔軟にして、「自他の長所を生かして共栄していこう!」と思うことが大切です。
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント