「休日でも仕事から頭が離れません」、「休日を無駄に過ごしてしまって、いつもイライラします」など、休日の過ごし方の相談があります。
確かに、1年間(365日)の土日・祝日の合計日数が119日と実に約3分の1が休日であり、休日の過ごし方は、人生を左右します。
有意義な休日を過ごせば、人生が豊かになります。
しかし、「~ねばならない」と強迫的に考えて、かえって、自信をなくしたり、不安がつのったりしているようです。
そこで参考になる良書が、大田正文「人生を変えたければ『休活』をしよう!」サンマーク出版です。
本書では、会社の肩書きなしでも勝負できる人間を目指して、休日の時間の使い方が分かりやすく述べられています。
また、人生を「終わり」から逆算して「今」を考えることがすすめられていて、当院のHSC集団心理療法でも実習している内容です。
有意義に休日を過ごすことで、人格に厚みが増し、心が安定してきます。
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント