「天国への道は茨(いばら)の道で、地獄への道は善意で舗装されている」と言われます。
人間岐路に立つとどうしても楽な道を選びたくなります。
楽な道を選んだ結果、チャレンジすることもない惰性の人生となって、かえって心身の調子が悪くなってきます。
参考になる良書が、日野原重明・多湖輝「長生きすりゃいいってもんじゃない」幻冬社です。
本書でも、「逆境が成長の素、ストレスが健康の素」と断言しており、99歳にして現役医師として活躍し続ける日野原先生の言葉ゆえ、重みがあります。
ストレスがすべて悪いわけではなく、「良いストレス」と「悪いストレス」があって、人間を成長させ、強くさせる「良いストレス」は避けるべきではありません。
常にチャレンジし、“自分のためにも、世のため人のためにもなる生き方”が「長生き」の秘訣のようです。
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