児童虐待に関しては、以前のブログ（虐待とインナーチャイルド 2010/9/2、虐待（毒になる親）と自己犠牲 2010/7/21）で触れてきました。
児童虐待の実態を知るには、朝日新聞大阪本社編集局「ルポ 児童虐待」朝日新聞出版が参考になります。
虐待にいたる過程をみると、子供を自分の思ったとおりにさせたい“完璧主義”が行き過ぎて暴力になってしまうようです。
虐待している当事者は「暴力をやめる方法を教えてほしい！」そうですが、行き過ぎた完璧主義を整理することが大切です。
“しつけ”と“虐待”を混同しているケースが少なくないそうですが、子供の存在を無条件に愛して、子供の個性に合わせて指導するのが「しつけ」です。
子供は親の所有物ではありません。親の思いどおりにコントロールしようとすることから虐待がはじまります。
当院では、「児童虐待の相談」にも乗っています。
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