以前のブログ「
心の力 『がんが自然に治る生き方』」で、
がんが自然に治ってしまった症例研究を紹介しましたが、臨死体験後に悪性リンパ腫というがんが一気に治ってしまった体験記を紹介させていただきます。
アニータ・ムアジャーニ『喜びから人生を生きる!』(ナチュラルスピリット)です。
著者は、香港在住のインド系中国人(女性)ですが、2002年にがんと診断され、2006年にがん末期の危篤状態になり、その時、あの世を垣間見る
「臨死体験」をしたそうです。
訳者あとがきが、よくまとまっていましたので、一部紹介します。
・臨死体験の本は数多く出版されていますが、本書が際立っている理由は、臨死体験後、末期がんから
奇跡的治癒を遂げたことにあると言えるでしょう。・・・(中略)・・・臨死体験後、すべてのがんが短期間のうちに一つ残らず消えてしまったのです。
・臨死体験中、アニータは、自分ががんになった理由は、「人と違う
自分を責め、ありのままの自分を愛せなかったからだ」と悟ります。いつも他人と比較し、自分は愛されるに値しないと信じ、他人に認められたいと努力してきた結果、そのような恐れや不安ががんとなって身体に現れたとわかったのです。
がんに限らず、何らかの
ストレスが病気の原因になっていることが少なくありません。本書を読めば、何らかの気づきがえられるでしょう。
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント