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仕事が人を育てる 『まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ』

2014/07/02

今年消費税が8%へ増税され、このままだと来年も10%へと再増税されるでしょう。増税の悪影響はないと政府やマスコミは宣伝していますが、普段HSCに受診されている患者さん方の声をきく限り、増税の悪影響はかなりあるようです。

ただ、政府頼みで仕事が左右されるのは、不本意です。

そこで今回紹介するのが、石原和幸『まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ』中経出版です。

世界の庭師達のオリンピック、チェルシー・フラワー・ショーで大会史上初の三連覇を含め、計5つのゴールドメダルを獲得した「世界一の庭師」の著者が自分の実体験を踏まえて、“仕事で諦めない”心構えについて指南しています。

たとえば、

・たとえ自信がない時でも、「はい」と言う。もちろん、「はい」と言うことにはリスクもあります。そのリスクを取ってでも「はい」と言わない限り、その先には進めない。

・お客さんが買おうとしている理由をしっかりとらえて、望みを叶えるお手伝いをする。その結果、ものが売れるのです。

・人から「それは無理だ」と言われても、言い続けさえすれば、「そうだ、俺はこれをやりたいんだ」と自分がその気になってきます。ここが大事です。言い続けることで、夢を自分のものにしていくのです。

・夢や目標に最短で辿り着く方法。それは頂点の人、てっぺんの人を見ることです。自分が進みたいと思っている道のゴールをまず見てしまうことが大事です。

などなど、事業の失敗から8億円の負債を抱えてもなお、あきらめずに、負債を返還し、さらに、世界の頂点で活躍している著者ならではの教訓が詰まっています。

「Yes,I can!」と言い続けて、前向きに、地道な努力を積み重ねて実績を出していく考え方は、ポジティブ心理学そのものと言えましょう。


まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ。「世界一の庭師」の仕事の流儀/KADOKAWA/中経出版


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