2020年、オリンピックが東京に決定しましたが、最終選考における日本チームのプレゼンテーションが決定打だったといわれています。何事も準備8割といわれますが、ここで学んだ教訓は、私たちの日頃のスピーチにも生きてくるでしょう。
日本のプレゼンを指導したのが、ニック・バーリーで、「世界を動かすプレゼン力」(NHK出版)が参考になります。
彼がすすめるプレゼンの7つの秘訣は以下のようになっています。
1.まずは数字から・・・時間配分、発表メンバーの選び方など。
2.観衆を理解する・・・聞く相手について、事前調査しておくこと
3.インパクトを演出する・・・プレゼンの中に驚きの要素を入れること
4.インパクトを持続させる・・・聴衆を飽きさせない工夫
5.視覚を使う・・・ビジュアルは賢く、適切に使う
6.明確なビジョンを持つ・・・プレゼンでは必ず新しい視点を入れること
7.パフォーマンス・・・優れたストーリーを練習で補強する
以上です。詳しくは、本書をご一読ください。損はしません。
どの分野にもその道のプロという人がいます。バーリーもその一人です。実際に試して、一つでもものにしていきたいものです。
日本はこうしてオリンピックを勝ち取った! 世界を動かすプレゼン力/NHK出版
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