不倫などの「夫婦問題」のご相談に乗ることが少なくありません。冷静にパートナーと話し合うためにも、興信所(探偵)に依頼して確実な証拠を押さえることをおすすめしています。
そこで今回ご紹介するのは、岡田真弓『探偵の現場』(角川新書)です。
著者は、現在、探偵業界で売り上げ日本一を誇る興信所の社長をしていて、依頼の7割は「不倫調査」だといいます。
そして、依頼者の8割では、不倫の証拠をゲットするまでの日数は、なんとわずか「2~3日」しかかからないといいます。
さらに、浮気する夫婦関係には以下のような共通点があるそうです。
①妻が小うるさい(優しい愛人のほうが居心地が良いので、夫はなびいてしまう)
②夫が妻を細かく管理する(妻に不平不満が蓄積し、他の男性に走るきっかけに)
③実の親とやたら仲がいい(配偶者が疎外感を感じて、寂しさから不倫を誘発)
④夫婦の会話がない(妻または夫に関心がなくなっているサイン)
⑤妻または夫どちらにも隠し事がある(秘密を持つと、不倫への抵抗感が薄れる)
⑥SEXレス(実はこれが一番、不倫の要因に。夫婦間で満たされない欲求を別の異性に求めることに・・・)
と、他にも参考になる夫婦問題解決のヒントが満載です。すべての問題には、原因があるので虚心坦懐に内省したいものです。
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント