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躁うつ

 
躁うつ(そううつ)は、「双極性障害(そうきょくせいしょうがい)」または「双極性感情障害」とも言われ、自分ではコントロールしがたい“ハイ”な状態、いわゆる躁状態とうつ状態を繰り返す精神疾患です。

双極性障害には、躁状態を伴う双極I型障害と軽躁状態を伴う双極II型障害に分けられます。

 
 ●【 躁うつ病の症状 】
 躁(そう)状態として、持続的(少なくとも1週間は続く)で異常な気分の高揚、 自尊心の肥大・誇大(自分は何でもできると気が大きくなる)、多弁、不眠、
 注意散漫、観念奔逸(くだらない考えが、次から次へと浮かんでくる)、
 制御のきかない買い物、性的無分別、無謀な資金投資
などがあげられます。

 うつ状態としては、うつ病の項を参照してください。
 
 ●【 躁うつの治療】
 うつ状態では、SSRIやSNRIなどの抗うつ薬
 躁状態では、鎮静作用が強い抗精神薬を用います。

 また、予防には、リチウム塩や抗てんかん薬(バルプロ酸、カルバマゼピン)
 などの気分安定剤を内服します。
 
 ●【 当院(HSC)における躁うつ治療 】
 気分の波には、必ずカラクリがあります。
 世界標準の薬物療法に加え、当院では、カウンセリング集団心理療法により
 そのカラクリを自己分析できるようサポートいたします。
 
【 躁うつ病の一般知識 】
生涯有病率は、140~250人に1人(0.4~0.7%)、 男女比は1対1で、男女で差はありません。うつ病にくらべ、病因に遺伝子がかかわっていることがわかっていますが、ストレスを契機として発症することが多く、ストレス対処がうまい人は、たとえ遺伝的な体質を持っていても、躁うつ病にかかりにくいと考えられます。

循環性格はクレッチマーが提唱した躁うつ病の病前性格で、社交的で親切、温厚だが、その反面優柔不断である為、決断力が弱く、板挟み状態になりやすいという特徴を持ちます。